SOSは突然に

体と心が悲鳴をあげた日は突然やってきました。

いや、でもそれは前々から、体からのちいさなSOSは出ていて、私が気づかないふりをしていたのだと思います。

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結婚して2人の子供にも恵まれ、育休を経て復帰。

待っていたのは、仕事と家事・育児に追われる毎日でした。

仕事には充実感も感じていたし、また仕事ができる喜びも感じていました。

しかし、イレギュラーにやってくる子どもの病気。

仕事で穴を空けてしまうことになるのでいつも「すみません。ご迷惑おかけします。」と謝る日々。

そして、保育園お迎えのため残業もできず仕事も残したまま後髪引かれる思いで帰宅。

終わらない仕事に余裕のない日々…

毎日クタクタで自分のことは常に後回し。

朝3時に起きてなんとか残っている仕事をこなそうとするけれど

積み上がっていく疲労感と睡眠負債…

でも、

「他の人もみんな子育てしながら頑張ってる」
「自分だけがキツいんじゃない。」
「自分だけ弱音を吐いてはいけない」

そう自分を奮い立たせながら

騙し騙し綱渡りな日々を送っていました。

そんな綱渡りな日々を続けたある日‥‥

体に異変が訪れるのです。

何かがおかしい。

自分が自分でなくなったようでとても怖かった。

何なんだろう？私に何が起きているんだろう？

ネットでこの症状を検索してみると衝撃的な言葉が。

「あなたはうつ病の可能性があります。病院の受診がおすすめです。」

そんなわけない。

元気だけが取り柄のような私がうつ病なんてそんなわけない。

でも…眠れないし体調も優れないからとりあえず病院を受診して睡眠薬でももらって様子を見よう･･･

そんな気持ちでメンタルクリニックに予約の電話をかけたのでした。